インターネットがもたらしたもの

1990年代後半から今日にかけて急速に普及し、企業から一般家庭・そして幼児の果てまで、もはや現在では生活の一部として『絶対に無くてはならないもの』となってしまったインターネット。
このツールを用いることで、《従前は知り得る事ができなかった情報が何時いかなる時でも調べられる》という利便性がある一方、数多の情報のなかで誤った情報や正確性の欠ける情報を知ってしまいそれを《信じて疑わない》という状況に陥る場合もあります。

例えば、残虐な殺人を犯した容疑者の氏名がニュースにて報道され、犯行時の職業も同時に報道された事件。
好奇心のある人は調べます。
○○業_●● △△(容疑者フルネーム) 【検索】実際にニュースになったケースですが、偶然の産物で○○業を営んでいる●●という名前の会社があり、どこから発生したか解らない不確かな情報が、『●●という容疑者はあそこの社員らしい』というデマに発展し、全く関係のない会社に対して問い合わせの電話が殺到し困惑した、という話です。
この話はまさに、誤った情報を信じて疑わない人々の典型的な例であり、インターネットがもたらす社会への弊害の実例でもあります。
またこの他にも、いわゆる《職人のしごと》と呼ばれる域でものづくりをする職人に対し、インターネットから得た上辺だけの情報、間違った情報で理論武装を纏った素人が口出しをした結果、不要なトラブルや不快な思いをされるというケースも散見されます。

このように、今日の私達の生活におけるインターネットの存在は、決して全ての人に幸福をもたらしたとは言えず、場合によっては大いに不利益をもたらす、当に諸刃の剣であると言えます。

インターネットのおかげで生きづらい世の中にならぬよう、今後も上手に付き合っていく必要があると思います。